Atelier Bonryu
ultraviolet photography
紫外線写真＿研究室
紫外線写真の参考資料
デジタル赤外線写真と違って、現在のところ、紫外線写真は「写真芸術」の一角をなしているとは言えません。このため、写真家向けの紫外線写真解説書のような書物は、私の知る限り、国の内外ともに見当たりません。しかし、紫外線写真撮影の目的が、植物や昆虫の研究、文化財調査、法的利用（犯罪捜査等）で、これらの分野では積極的に使われている技術ですから、これら専門分野では適切な書物が見つかるのかもしれません。もっとも、これら応用分野の中で植物や昆虫の研究に関する部分は、興味の対象がアマチュアの写真愛好家と重なりますから、これらについての紫外線写真に関するホームページは沢山見つけることができます。
紫外線写真の参考資料については少しずつ充実していくつもりですが、まずは、赤外線写真のところで参考資料としてあげた２つのホームページが、方法から作品まで系統的に分かりやすく扱っっており、紫外線写真についても、適切であると思います。まず、日本語のものには「福原のページ（植物形態学・静物画像集など）」、英文のものには「Bjørn Rørslettのページ："All You Ever Wanted to Know About Digital UV and IR Photography, But Could Not Afford to Ask"」です。いずれのウエブ・ページも有用なリンクが多数張ってあるので、ここを起点としていろいろな情報を得ることが可能です。福原は自分の研究（植物学）に関連して紫外線写真を始めてこれに伴い赤外線写真の分野に進んだようですが、Rørslettはプロの自然写真家として赤外線写真および紫外線写真撮影撮影を行っています。
