Atelier Bonryu
infrared photography
Atelier Bonryu
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赤外線写真_研究室
赤外線写真ー注釈3
R-3 非改造カメラのセンサー感度
非改造カメラで赤外線写真が撮れるか撮れないかは、本文に示した通り、テレビのリモコンから発射される赤外線を観察することで見当がつきます。赤外線写真が撮れそうだとわかっても、カメラによって撮りやすいものと撮りにくいものがあります。この問題について、きちんと定量的な結論を出すには測定器を揃えて条件を精度よく設定するなどの準備が必要ですから、簡単には結論を出せません。ここでは、大胆な仮定のもとに撮影実験を行って、非改造カメラの赤外線感度のおおよその目安を出すための公式を導出します。
今、ある非改造カメラを使って、ある被写体を、可視光および赤外線で撮影するとします。可視光写真を撮る時は、カメラにフィルターは付けず、赤外線写真を撮る時はレンズの前に可視光遮断・赤外線透過フィルターを付けます。
本文の撮影実験の結果はこの公式を用いて解析したものです。