Atelier Bonryu
zone plate photography
Atelier Bonryu
zone plate photography
水戸市の北西部の内原地区にある「くれふしの里古墳公園」のゾーンプレート写真です。このあたりは茨城県内でも有数の古墳密集地帯で全て合わせると230基もの古墳があるそうですが、公園には、狭い区域(200 m x 300 m)内に前方後円墳6基、帆立貝型前方後円墳1基、円墳9基、合計16基の古墳が密集しており、その中の牛伏4号墳(かろうど塚古墳)はきれいに整備されています。「くれふしの里」という名称は一般公募で名付けたもので、正式には「牛伏古墳群」と称するそうです。この公園の目玉は「はに丸タワー」と呼ばれる巨大埴輪で近くで発掘された埴輪を参考にして作られたもので、高さ17.3 m もあってそのてっぺんまで上れるようになっています。
下の写真の中にある「はに丸」の顔の写真は50 m 程度の距離から焦点距離 200 mm のゾーンプレートで撮影してピンホールを使って背景光除去した写真ですがピンホール写真では見られないような鮮明な画像が得られています。
Olympus E-300、ZP#1: f=200 mm, 29 zones、ZP#2: f=90 mm, 19 zones
DZPP:くれふしの里古墳公園
茨城県大洗町のオーシャンビュー大洗で、2015年2月16日〜3月31日まで展覧会「竹田辰興ゾーンプレート写真展」を開催しました。
下のKindle本「やわらかな光と影」はこの展覧会の写真を中心に構成しました。