Atelier Bonryu

zone plate photography

 
 
 

 ゾーンプレート写真研究室に書いてあるように、ピンホール写真の撮影と違って、ゾーンプレートマクロ撮影は比較的簡単です。焦点距離が 50 mmのゾーンプレートをセンサーから100 mm の所に置いて 100 mm 先の被写体を狙えば等倍のマクロ撮影ができます。2倍のマクロ撮影をしたければ、これらの距離は 150 mm と 75 mm になります。倍率を高くすると点光源の像がだんだん大きくなってぼやけてしまいます。


 焦点距離 50 mm と100 mm のゾーンプレートを使って撮影した身の回りの小さな被写体のマクロ撮影を試みました。(1)花と植物、(2)庭の生き物、(3)その他、に分けて掲載します。まず、第1ページ目は、(1)の「花と植物」のページで、雑草や園芸植物の花のマクロ写真をまとめておきました。特に、雑草の花は一般に小さいですが大写しにしてみると意外な美しさに驚きます。例えば、撮影したオオイヌノフグリの花の直径は8 mm程度、ハコベの花の直径は6 mm 程度です。


 撮影に用いたカメラはフォーサーズ規格のオリンパスE-300 および E-510 ですから、各フレームの大きさは 17.3 mm x 13 mmです。波長が 550 nm の光に対して焦点距離が 50 mm (100 mm) となるゾーンプレートを、センサー面から 100 mm (200 mm) 離して撮影したので、この波長の光に対しては、ゾーンプレートから 100 mm (200 mm) のところにある被写体にピントが合って倍率1倍のマクロ撮影ができるはずです。しかし、被写体によって反射する主要な光の波長が違いますからピントの合う距離が異なり、倍率もそれぞれ異なっています。

DZPP:ゾーンプレートマクロ撮影(1)

展示室 ピンホール写真 ゾーンプレート写真 ダブルスリット写真 赤外線写真 紫外線写真
研究室 ピンホール写真 ゾーンプレート写真 ダブルスリット写真 赤外線写真 紫外線写真Pinhole_a.htmlZoneplate_a.htmlDoubleslit_a.htmlIRPhoto_a.htmlUVPhoto_a.html../atelier_bonryu/Pinhole.html../atelier_bonryu/Zoneplate.html../atelier_bonryu/Doubleslit.html../atelier_bonryu/IR_Photo.html../atelier_bonryu/UV_Photo.htmlshapeimage_3_link_0shapeimage_3_link_1shapeimage_3_link_2shapeimage_3_link_3shapeimage_3_link_4shapeimage_3_link_5shapeimage_3_link_6shapeimage_3_link_7shapeimage_3_link_8shapeimage_3_link_9

茨城県大洗町のオーシャンビュー大洗で、2015年2月16日〜3月31日まで展覧会「竹田辰興ゾーンプレート写真展」を開催しました。

下のKindle本「やわらかな光と影」はこの展覧会の写真を中心に構成しました。

展覧会場でのインタビュー動画が「いばキラテレビ」から放映されました。